お宿のご案内

ご挨拶

寒河江屋旅館

当館は山形県かみのやま温泉にある、昔ながらの小さな宿です。
お客様と心を通いあわせ旅のひと時を過ごされることを何より大切なことと心掛け、山形の心と味でおもてなしいたします。
温泉で旅の疲れを癒し、郷土料理に舌鼓。かみのやま・蔵王の観光にどうぞ。
<館主>

寒河江屋旅館

〒999-3242
山形県上山市葉山4−7
電話:023-672-0170 FAX:023-672-0127
mail:onsen@sagaeya-r.co.jp

寒河江屋旅館の歴史:昔の寒河江屋旅館があった場所

東講商人鑑(あずまこうあきんどかがみ)の一部、安政二年(1855年)刊
東講商人鑑(あずまこうあきんどかがみ)の一部、安政二年(1855年)刊

かみのやま温泉発祥の地(鶴の休み石の由来)

かみのやま(上山)温泉は、僧・月秀により、今から524年前の長禄2年に発見されました。
肥前(佐賀県)杵嶋郡の僧・月秀は、諸国行脚の途中この上山に来ました。
経塚山の南麓、法界寺に錫を留めました。この付近は水を湛えた沼沢地帯でした。
ある日巡錫の折、沼のほとりで足を痛めた鶴が脛を浸して、ついに病が癒え、飛び去るのを見て、霊泉があることを知り、里人と共に沼の水を干して温泉を発見しました。
このことから鶴脛温泉と名つけられた鶴が脛を浸すために休んだ石が「鶴の休み石」とされました。
温泉が発見されたので人家も建ち並び、湯治場として聚落をなしたことから「湯の小路」と称されたのが現在の湯町です。
僧・月秀は64歳で入寂、軽井沢の浄光寺にその墓があります。